子供が家出したときの対応方法・心理を徹底解説。帰ってこない場合の行き先は?

子供が家出した際の行動パターンって?

 

”気付いた時には遅かった…。”
大切に育てた子供が家出してしまった時、親としてどのような行動をすべきなのでしょうか?

 

子供の家出は一刻も早く見つけ出すことが重要。
ただの家出が思いもよらぬ事件に巻き込まれてしまう可能性もあります。

 

今回は子供の家出に関してその原因と親がとるべき行動や考えられる行き先などを詳しく解説していきます。
まずは落ち着いて対応していきましょう。

 

 

子供が家出したら保護すべき?

子供の家出を「いつか帰ってくるだろう」と放置するのは絶対にいけません。

  • 事件や事故に巻き込まれる可能性がある
  • 少年犯罪を引き起こす可能性がある
  • 家出と自殺には関係性がある

最悪の場合、上記のような犯罪に巻き込まれてしまう可能性があるためです。
これは小学生くらいの子供だけでなく、中学生や高校生になどある程度成長した子供であっても家出をそのままにしておくのは問題です。
最近では、家出した子供を泊めてあげるといって、暴力や犯罪に巻き込まれるような事件も多く耳にするようになりました。

 

子供が家出する原因と5の心理

家庭内不和・親への不満

以下のような家庭環境が原因で家出する子供は少なくありません。

  • 夫婦喧嘩が絶えない
  • 子供に無関心
  • 親から暴力を振るわれている
  • 親からモラルハラスメントを受けている
  • 親からの期待やプレッシャーに耐えかねている
  • 親に行動を管理されている

 

本来なら一番リラックスできる場所であるはずの家が雰囲気が悪ければ、そこに帰りたくないと思うのも納得ができますよね。
また、親との不仲や考え方、生き方の違いが理由となって、家を飛び出すケースもあります。

 

特に、夫婦喧嘩や家庭内不和が原因の場合は、積もりに積もったものが爆発した結果が「家出」になる可能性が高いので、根本的な問題を解決しなければ再び子供が家出を繰り返す可能性も。

 

学校での人間関係に問題がある

  • いじめ
  • 友達がいない
  • 友達と喧嘩をした

 

子供の家出の原因として「いじめ」などの学校での人間関係も多いです。
学校でいじめられていて、そのことを家族に相談できず思い悩むうちに家をでてしまうケースも。

 

家族に相談した場合も、寄り添ってもらえず自分に問題があるかのように言われ方をして、結局なにも解決しないまま無理やり学校に行かされることになります。
その結果、逃げ場を失い、「そんな苦しさから少しでも逃れたい」という気持ちで家出をすることもあるようです。
特に、このような場合は自殺という選択を選ぶ可能性があるので注意が必要です。

 

好きな人に会いたい

最近ではSNSの普及によって、見ず知らずの人とも接触する機会が増えています。
実際にネット上で知り合った人と付き合ったり、直接会うことも珍しいことではなくなってきています。
そして、好きな人と会うために、親には内緒で家を出るケースもあるようです。

 

子供だからこそ、万が一危険な事件に巻き込まれる危険性があります。
SNSとの付き合い方を家族内でしっかり決めておくことが大切でしょう。

 

友達と遊びたい

  • 単に友達と長く遊んでいたいから家出をする子供もいる
  • この場合は遊び終わると帰ってくることが多い
  • 行き先も予測しやすい

 

単なる気分転換

子供は突然いろいろなことを思いつくものです。
そのため、家出が「単なる気分転換」で、なんとなく数日間家から離れてみたくなったから家出をしたケースです。
こういった場合は、しばらくすると子供が何事もなかったように家に戻ってくることも。
しかし、単なる気分転換の家出も子供の場合は事件に巻き込まれる可能性もあるので放置しておくのはNGです。
きちんと連絡するように徹底することが防止策となるでしょう。

 

子供が家出をした際に親がとるべき行動6つ

子供が家出をしたときに、親がとるべき行動を6つ紹介してきます。
大切な子供が家出したとなると冷静でいられる親はいないと思いますが、落ち着いて以下のことを行ないましょう。

 

子供の携帯へ連絡する

まずは直接本人に連絡をしてみます。
自分の意思で家出をしている場合、なかなか連絡が繋がることは少ないかもしれませんが、できるだけ電話やメールを送ります。

 

この時に、家出について厳しく怒ってしまうと逆効果なので、まずは子供に寄り添うような優しい言葉で子供にまずは家に帰ってきてもらうように伝えましょう。

 

学校や子供の友人に連絡を取る

子供と近しい学校の先生や友人、その友人の親などに連絡を取ってみます。
特に友人はいつも近い距離にいるため、思い当たる場所や最近の悩み事など子供の発見に繋がりそうな情報を知っている可能性もあります。
細かいこともしっかり聞いておけば子供が見つかった後の心のケアもスムーズに行えるでしょう。

 

子供がいそうな場所を捜索する

普段から立ち寄っていた場所などを中心に子供が行きそうな場所を探してみます。
この時に店員さんにも子供が来たか確認できるように、顔写真を見せながら探すのも一つの手でしょう。

  • 近所の公園
  • 友人の家
  • スーパーやコンビニ
  • カラオケ
  • ゲームセンター

 

子供の私物を調べる

子供の私物を確認することで「どのような状況で家出をしたのか」を把握することができます。
どんなものがなくなっているのかが分かれば、この家出が事件性のあるものなのか見当がつきやすくなったり、家出の原因や手掛かりが見つかる可能性があります。
特に以下のようなものを確認すると良いでしょう。

  • お金
  • 携帯電話の履歴
  • パソコンの履歴
  • 子供の銀行口座
  • 置き手紙

ある程度まとまったお金が無くなっていれば、自分の意思で家出をしたことが予測できます。
携帯電話やパソコンの履歴から、家出の直前にどんなことを検索していたのか、また計画的な家出の場合は交通機関のチケットや宿泊施設の予約を行なっていた履歴を確認できることもあります。
さらに、子供の通帳が残されたままであれば、通牒記入でお金をおろした場所の記録が残っているかもしれません。
時には置き手紙が残されていることもあり、子供本人からのメッセージに探し出すヒントが隠されていることも。
緊急性の高い(自殺をほのめかす内容など)ことが書かれている場合には、すぐに警察に相談しましょう。

 

警察に「行方不明者届」を出す

思い当たる場所は探したが子供が見つからず、その日のうちに帰ってこないケースや本人の私物や友人からの話で、子供本人に危険が迫っていると判断できる場合にはすぐに警察に相談します。その場合はお住いの地域を管轄する警察署に必要な書類とともに届け出ます。
ただし、事件性の高い家出ではない場合はなかなか着手してくれない場合も多いのですぐに子供を見つけ出すには他の方法で探し出すことも頭に入れておいた方が良いでしょう。

 

探偵に捜索を依頼する

子供の家出に「探偵」を利用することも一つの手です。
警察に「行方不明者届」を出したがすぐに積極的な捜索してもらえなかった場合などには、探偵への依頼を検討してみましょう。
探偵は警察とは違い、契約を結んだ時点ですぐに子供の捜索に着手してくれます。

 

24時間365日電話での無料相談やカウンセリングを受け付けているので、まずは相談してみましょう。
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子供が家出したときに考えられる行き先

子供は思い切って家を飛び出したものの、そんなに行くあては多くありません。
中学生くらいまでの子供であれば、家を飛び出したもののすぐには戻れず、近所をうろうろしている事が多いです。
以下のような場所にいる可能性が高いです。

  • 近くの公園やコンビニ
  • 大型スーパー
  • ゲームセンター
  • ネットカフェ
  • マンガ喫茶
  • よく行く友人宅

 

もしくは、運がよければ警察に見つかって児童相談所児童相談センターに一時保護されていたり、子供自ら事前に連絡して相談している場合があります。
その場合は保護者に連絡が来ます。
家出の問題だけでなく、18歳未満の子供に関する相談であれば何でものってくれますので、一度最寄りの児童相談所に確認してみることをおすすめします。

 

★児童相談所については、こちらの記事でも書いていますので、参考にしてみてください。
>>【未成年の子供の家出】児童相談所の一時保護・サポート対応について

 

また、家出した子供の友達に「大人の干渉の少ない生活を送っている子」がいれば、その友人の家に転がり込んでいる可能性も大きいでしょう。
親があまり家にいないお家では、寝泊まりしても何も言われません。
そういった場は、あまり素行が良いとは言えない少年少女のたまり場になりやすくもあります。

 

家出した子供を捜索する際の注意点3つ

子供の家出に関して、いくつか注意すべき点があります。

 

家出を放置すると親が「監督義務違反」になることも

子供が繰り返し家出をしている状態を放置しておくことは「監督義務違反」になる可能性があります。
最悪の場合、児童相談所に子供預けなくてはならないことも。

 

また、子供の家出は重大な事件に巻き込まれてしまう可能性もあるので、子供が家出をしてしまった時にはその根本原因の解決に努め、再び起こらないように対策することが必要になってきます

 

警察の捜査だけでは発見が遅れるケースがある

警察に行方不明者届を出したからといって、事件性が低いとされる場合には、なかなか警察でも積極的に捜索をしないことがあります。
自力で子供を捜索していくうちに、近所にもそのことが広まり、思いもよらない噂になってしまう可能性も。
そのため、家出の根本的な原因の解決も時間がすぎるとともに、どんどん難しくなってきてしまいます。

 

警察に相談しても、なかなか動いてくれない場合には「探偵」を利用して子供を探すことを検討した方が良いでしょう。
探偵であれば、事件性が低い場合も、調査に着手してくれます。
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子供が帰った後のケアを怠らない

家出した子供が無事に帰ってきて、この問題は終わりではありません。
一度帰ってきたとしても、家出の根本原因が解決されないことには、子供は再び家を飛び出してしまうことが多いのです。
具体的には

  • 夫婦喧嘩をなくす努力
  • 普段から子供を気にかける努力
  • 子供に過度な期待をしない
  • 子供が学校でいじめなどの問題を抱えている場合にはサポートする

しかし、一人で子供の家出の原因を解決するのはとても大変で不安なこともあるでしょう。
そんなときに、老舗探偵社の「原一探偵事務所」では、子供が見つかったあとのアフターフォローを充実させています。
子供が家出を繰り返さないように、家出の原因を根本から解決できるようサポートを受けられるでしょう。

 

最後に

今回は子供の家出について解説してきました。
まずは子供が無事に見つかり、家に帰ってくるように親としてできることを落ち着いてやってみましょう。

 

また、もしほとぼりが冷めて、子供が家に戻ってきた場合は、突き放さずに抱きしめてあげてください。
抱きしめられないにしても、頭ごなしに叱ったりすることは絶対に避けるようにしましょう。
子供の話にじっくり耳を傾けた後で、どれだけ心配だったかということを押し付けるのではなく、伝えることが大事です。

 

家出の原因が何だったのか、それをしっかり受け止めることで、再発防止にも繋がるでしょう。