行方不明後の傾向や行動パターンとは?

行方不明者の行動パターン

子供や未成年が行方不明になった場合は、事件に巻き込まれている可能性が高いです。
ですが、それに対して大人が行方不明になった場合、自ら姿を消したのか、それとも事故や事件に巻き込まれたのか、2パターンを考える必要があるでしょう。
このページでは、大人が行方不明になった際の行動について、

  • 有り得る可能性
  • 捜索のヒント
  • 発見に繋がる行動

上記などを検証していきたいと思います。

 

自ら姿を消した場合の行動傾向

自ら姿を消したケースでは、計画性があるパターン衝動的なパターンが考えられます。

 

計画的な行方不明の場合

日頃、何らかの悩みやトラブルを抱えている人は、計画的に姿を消す傾向にあります。

  • 不倫相手や交際相手と一緒に逃避行する
  • 多額の借金から身を隠す
  • 家庭不和や職場から逃げ出す

等の理由が考えられますが、こういったケースではなかなか自ら戻ってくることはないかもしれません…。

 

これらが原因で姿を消す人達は、まず最初に自分の身元を隠します。
要は見つけてほしくないので、自分と関連性のないような場所へ向かうパターンがよく見られます。
計画的な場合だと証拠隠滅を行っていることが多く、見つけるのも難しいことが多いようです。

 

衝動的な行方不明の場合

自ら姿を消す人の中には、衝動的に走ってしまう方もいらっしゃいます。
これらは、大抵現実逃避による行動。
一時的なものが多いので、計画的な場合よりどちらかというと足取りをつかみやすいケースです。

<衝動的な人が向かう場所>

  • 近くのホテル
  • 以前行った事のある場所や行きたかった場所
  • 出身地や地元周辺

ほとんどの人が、上記のような場所へ向かうパターンが多いです。

 

事件性のある理由で姿を消している場合の傾向

注意したいのは、事件性のある行方不明者です。

うつ病など何か身体的なトラブルを抱え込んでいた方が突然姿を消す
逆に、姿を消す理由が全くないような方が姿を消す場合

これらは、少々心配です。

 

身辺にトラブルがある人の行動傾向

自分の体調や対人関係にトラブルを抱えていた方は、姿を消す前に何かしらサインを送っている場合があります。
置き手紙がないか、パソコンの中のファイルなど一通り探してみて下さい。
まれに弁護士などに遺書を託しているパターンもあります。

 

全く原因が見当たらない人の場合

全く原因がない場合、誘拐や拉致などの可能性もあるでしょう。
その場合、自ら手がかりを掴むのは困難を極め、探している人にも危険が及ぶ可能性があります。

 

事故や病気によって姿を消した場合の傾向

そういったトラブルに関わっている可能性も無く、姿を消す原因がわからない方の場合は、突飛な事故に巻き込まれている場合や、急な発病の可能性も疑ってみた方が良いでしょう。
基本的には、行方不明の原因が事故であった場合のほとんどは警察や消防署から連絡があります。

 

病気の場合は稀なパターンですが一時的な記憶喪失を患ってしまった方や、認知症を患っている方がどこかで迷ってしまっていることもあります。
その場合、身元不明者として、各市町村において保護されていることがあります。

 

探している方がご高齢の場合、厚生労働省の身元不明の認知症高齢者に関するサイトがありますので、こちらを利用してみるのもいいでしょう。
(参考サイト:厚生労働省より|行方のわからない認知症高齢者等をお探しの方へ)

 

落ち着いて情報を整理しましょう

まずは行方不明になった背景から整理して考えてみて下さい。ひとつひとつ可能性を当たるのが最も効果的です。少しでも早く見つけ出したいとお思いでしたら、探偵事務所の捜査網に頼るのも有効です。

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